総務委員会は、恒常的に支部活動の円滑な運営を支援する活動を展開しています。
2021 年度もコロナ禍により、ほとんどすべての活動をWeb会議メインにて行うことになりました。
1.運営委員会等定例業務について
運営委員会は、Zoom によるWeb 会議をメインに、毎月休みなく12 回開催し、運営委員間のより一層の意思疎通を図りました。そのなかで、コロナ感染状況が落ち着いていた10 月度、12 月度には、会議室での対面の会議とWeb 会議を併用したハイブリッド会議も試行いたしました。運営委員会の議論については中部支部HP 会員ページに議事録を掲載しておりますので是非ご覧ください。
2. 全体会議
例年、分科会の代表と運営委員、代議員が参加し、年度の支部及び分科会の活動総括、今後の支部運営について活発な意見交換を行い、新年度の活動方向性を確認しています。2021 年度は、3 月12 日(土)11:00~12:30 Web 会議として開催し、若い世代の支部活動への参画推進、支部内の交流の活発化、会員のICT リテラシーの向上などの課題が提起され、支部として対応を検討してゆくことになりました。
3.消費生活アドバイザー受験者支援活動
・2次試験相談会の開催
10 月23 日(土)にオンラインで開催しました。今年から1 次試験が CBT 方式に変更になり、複数会場で複数回の開催となった為、会場でのチラシ配布は実施せず、開催案内は本部、支部 HP 上での案内のみとしましたが、案内は全国展開となったため、当日は北海道から沖縄まで約 50 名が参加しました。プログラムは、①小論文のワンポイント解説、②出題傾向分析と注目すべきトピック解説。③面接でのワンポイント解説と模擬面接例という昨年度とほぼ同じ内容としました。アンケート結果もほとんどの方が、開催時期/講義時間、プログラムの理解度について肯定的な回答で、試験勉強の進め方に大変参考になったとの感想をいただきました。来年度も継続し開催を計画する予定です。
・合格者交流会&仲間づくりの会の開催
3 月12 日(土)に中部支部主催の合格者交流会&仲間づくりの会をオンライン開催しました。当日は8 名の参加申込者と会員12 名の計20 名で、①NACS 会長メッセージ、②中部支部の活動紹介、③会員の井上洋一氏によるミニ講演会「消費生活アドバイザー資格の価値と活かし方」④先輩会員との懇談、というプログラムで会を進め、参加した新資格者の皆さんとは、活発な意見交換ができました。終了後のアンケート結果では、NACS への理解については全員の方から理解できた、興味のある分野は、消費者トラブル、エシカル消費などとの回答をいただきました。今後は、これらの分野に関する活動を企画・開催することで、さらにNACS の会員になる利点をアピールし、一人でも多くの方に会員となっていただければと思います。
4.シニアのICTリテラシー向上啓発活動
コロナ禍による対面活動制約のもとでNACS 本部、各支部と連携し下記活動を展開しました。
・すみれさんシリーズ「アプリインストール編」の動画化:3 名の会員の合作で2 月中旬完成。
・消費生活関連啓発動画作成:静岡分科会にて防災に関する動画「備えて安心“もしも”のときのヒント集」作成。
◆これらの動画は、YouTube のNACS チャンネル(クリックしてください)で公開されていますのでぜひ一度ご覧ください。
・ICT 啓発活動「垂直」展開の推進
垂直展開活性化に向けて、これまで3 回の支部ICT リーダー育成WS 参加者への説明会を2 月12日に実施し12 名の方が出席しました。活動の進捗を情報共有し、垂直展開の推進について意見交換を行いました。スマホ、PC を持たないICT 初心者以前の方々への活動展開が必要、そのためにはICT リーダーのスキルアップを図る講座が必要との意見がありました。また、垂直展開として静岡分科会が11 月27 日浜松市北区にて地域団体きたっこの要請で「災害時にも繋がるために、スマホに慣れよう」を開催しました。