台風14号が来たり、9月21日は中秋の名月を迎え、ススキの写真が報道されたりと次第に秋が感じられるようになりました。

コロナの収束の目途は未だ立たず、相変わらずの自粛生活を強いられています。それでも第5波のピークは越えたかに見えるのは朗報ですが、油断は出来ず、今回の第3回:9月例会もZoom Meeting での開催となりました。face to face の開催でなくても、出席者のなじみの顔、声に接することが出来てホッとする思いです。

今回は「怪しげなメールに惑わされないために」 をテーマに NACS会員で、こうしたデジタル関連エキスパートであります和田喜久男氏に講演をお願いすることになりました。

自粛生活が長引く中、どうしてもパソコンと向かい合う時間も増え勝ちで、必然的に「あやしげな」メールに遭遇する機会も多いことと思います。タイムリーなテーマに出席者の関心も高く、約1時間半の講演は短く感じられました。

講演は、講師;和田氏が収集した「怪しげな」メールの事例を基に進められ、その中には自分も受け取ったことが有るような事例もあり、差し迫った課題として感じられ、対処方法が参考になりました。

例えば、日本語の表現がおかしければ注意するとか、表示されているURLや”ここをクリック“などの表示にカーソルを合わせると、全く違うURLに誘導されることもあるためクリックしてはならないこと等勉強になりました。

最後には静岡分科会以外から参加された方(運営委員)に、”実務での関連相談があり、その対応に参考になった”旨のコメントも頂きました。

説明を受けました以下の結論を忘れず、安全に現代の利器を享受出来たら、と思いました。

結論:・初めてのメールは まず 疑う。

迷惑メールの見分け方:
・いつもと違うメールアドレスでないか
・メールのアドレスが正しく記載されているか
・メールのサブジェクトや本文の日本語は不自然でないか

絶対にやってはいけない事:
・SPAM メールの添付ファイルの開封
・無料ゲーム、アダルト画像や動画のダウンロード
・画像の表示が変で 追加のダウンロードを要求された場合
・欲望に負けてのアクセス
― 講演原稿より ―

講演の後は、自前で用意した茶菓子を味わいながら、講演内容の確認や体験談、さらに情報教育の在り方、実生活のガス料金やシロアリ対策等多岐にわたり花が咲き、和やかなうちに適宜フェードアウトし、Zoom会議は散会となりました。

静岡分科会 青島吉男