消費生活に関するわが国最大の専門家団体 公益社団法人 日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会 NACS(ナックス)

研修委員会

2019年度研修委員会では合計3回の委員会主催の研修を以下の通り実施致しました。

(1)第1回研修会

「発展途上国の暮らしから考える本当の幸せとは?」

2019年8月10日(土)13:30~15:00、伏見ライフプラザ12Fソレイユにて講師にパプアニューギニア在住の野沢和弘氏をお迎えし表題のテーマでお話を伺いました。 (参加者:34名)

講師にお招きした野沢氏は18年前に青年海外協力隊として農業技術の指導員として派遣され、そのまま現地の方と家庭を築き、以降、ずっとパプアニューギニアで生活されている方です。現地で生活する人の目線で、現在のパプアニューギニアの人々の暮らしぶりの実態、そこから考える、人々にとっての「幸せ」とは何か?という軸で、フェアトレードや児童労働に関するお話も交えながら、「途上国」「先進国」という構図での国を捉えることの是非、また一方で、途上国側の目線から発信されている情報が私達に沢山の気付きを与えてくださる大変有意義なものとなりました。

(2)第2回研修会 

「消費生活相談員が伝える消費者トラブル ~平成から令和へ~」

2019年10月5日(土)13:30~15:00、伏見ライフプラザ10階 消費者研修室にてNACS会員の花井泰子氏よりお話を伺いました。(参加者28名)

花井さんは、子育て中の専業主婦だった20年以上前に高校の同窓会で、様々なキャリアを着実に築いている同級生に触発されたのがきっかけで消費生活アドバイザーの資格を取得されました。以降、子育てと両立しながら消費生活センターの相談員の仕事に就き、現在はそこで触れる消費者トラブルの構造的な問題を複数の消費者団体や国の主催する消費者問題を取り扱う委員会を通して伝える役割を担われています。花井さんの消費生活の専門家としての歩みと共に、戦後の日本の消費者トラブルの変遷とそれに伴い生み出された施策や関連の法律の成り立ちが、分かり易い花井節で解説されました。また、後半には令和初の消費者支援功労表彰 内閣府特命担当大臣表彰を受賞された際の晴れ晴れしい表彰式の様子やその時のエピソードなどもお話戴きました。

(3)第3 回研修会

「家族で争いたくなければ、相続法の改正を知ろう!」

2019年12月21日(土)13:30~15:00、伏見ライフプラザ消費者研修室にて当会会員の愛三西尾法律事務所 代表弁護士 井上洋一氏よりお話を伺いました。(参加者39名)

相続法が40年ぶりに大きく改正されました。先生曰く、その見直しの本意とするところは「もう、家族で争っている場合じゃない!」。なるべく皆が争わずに済むように、争いに時間や労力をかけないために手直しされた相続法のルールが一体どのように変わったのかについて、特筆すべき部分を分かり易く解説戴きました。「相続の争い」は、ごく普通の家族の中でもその火種となる要因が必ずあるのだということ、何も遺さずにこの世から去っていくことも実は難しいのだという事、だからこそ、元気な内に実際の財産の棚卸をして、相続の在り方についての思いや考えを家族と共有しつつ遺言書を作る事はとても意義のある事なのだと改めて感じさせられたお話でした。

2020年度の研修につきましても引き続き、多くの皆様の関心事にマッチさせた研修を企画・実施していきたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。

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